臨床心理科/音楽療法(MT)

臨床心理について・・

臨床心理科には成人部門3名、小児部門3名の計6名の心理判定員が在籍しています。成人部門では他スタッフと連携しながら、脳損傷の後遺症として生じる記憶障害・注意障害・遂行機能障害・社会的行動障害といった高次脳機能障害の回復を支援するため、医師の指示に基づき以下のような業務を行っています(小児については小児部門のページをご参照ください)。

主な業務内容

評価

心理検査や行動観察によって、記憶障害や注意障害など様々な高次脳機能障害の有無や症状の程度を評価します。

認知リハビリテーション

評価に基づいて、個々の症状に即した認知リハビリテーションを実施します。

  • 記憶障害
    予定の確認や遂行ができるようにスケジュール―ノートの使い方を指導し、記憶の代償手段としての定着を目指します。
  • 注意障害
    訓練教材や患者の興味関心の高い課題を用いて、注意力の向上を図ります。

家族指導

患者のご家族に面接を実施して症状の理解を促すとともに、具体的な環境調整の方法を伝えることで在宅復帰後の生活がより円滑に進むよう支援します。

※心理検査の費用は健康保険が適用されます。

2018年度実績 高次脳機能障害実績(重複あり)

高次脳機能障害実績円グラフ
高次脳機能障害割合
(重複あり)
注意障害49%
記憶障害20%
遂行機能障害12%
失語8%
半側空間無視6%
失行4%
その他0%

高次脳機能検査室

合計3室あり、総面積は約50m2になります。

音楽療法では・・

音楽療法の写真
音楽療法

音楽療法では、脳卒中やパーキンソン病の患者さんを中心に支援を行っています。
具体的には、楽器演奏や歌唱を通して注意障害の改善、手指や呼吸機能の維持、歩行時のリズム調整等の訓練を行っています。