放射線部門・MR検査

MR検査は、予約が必要です

新型MR装置(GE社製Signa HDx 1.5T)の写真
新型MR装置
(GE社製Signa HDx 1.5T)

当院ではMR装置が更新となり、2008年3月に新型MR装置(GE社製Signa HDx 1.5T)が稼動しています。関節ごとに専用マルチコイルを装備していますので高精細な画像が得られるようになり、検査の幅が広がりました。

どんな装置なのか?

MR装置のイラスト
MR装置

MR装置とは高磁場を発生させる強い磁石が埋め込まれたトンネルの中に体を入れて、磁石と電波の力によって体内に存在する原子を共鳴させ体の中の構造を調べ、コンピューターによって人間の目でわかりやすいような画像に再構成し体の中を映し出す装置です。 人体に最も多く存在する原子核が水素の原子核であるため、MR装置では水素を利用して画像を撮像します。

人体に影響はあるの?

X線は使用していませんので被ばくは一切ありません。使用する磁石は磁力が強い超伝導磁石を使用し、電波はラジオ波と呼ばれるものでラジオを受信するためのものと同様のものです。そのため人体には無害とされています。また体に感じるものではないため痛みを伴うことはありませんので心配はいりません。

どんな画像が得られるの?

MR検査によって得られる画像
MR検査によって得られる画像

頭部では一般的なT1、T2強調画像や急性期の脳梗塞の描出等に有効な拡散強調画像などが撮像可能で、任意の断面が撮像できます。そして、基本的には造影剤なしで血管撮影が可能です。(部位によっては必要なときもあります。) またMR検査は、CT検査では描出しにくい軟部組織(脊髄、椎間板、関節軟骨、半月板、靱帯等)の描出に優れています。

撮影の体位や方法は?

基本的には仰向けで寝台に横になっていただき、頭もしくは足から入っていただきます。(検査部位によって異なります。)検査時間は通常20~40分程度ですが、検査内容によってはそれ以上かかる場合もあります。

検査中に気分が悪くなってしまったら…

モニターによる監視システムがあり、マイク通話も可能です。また、緊急時のブザーボタンをお渡ししますのでご安心ください。

検査を受けるときの服装について

  • 金属のついていない衣服またはこちらで用意している検査着に着替えていただきます。
  • 検査を受ける撮影部位に関係なく衣服に付いた金属類は全て取り外していただきます。
    • ズボンのチャック、ベルト、金属のボタンなど
    • ネックレスやヘアピンなどのアクセサリー、腕時計、メガネ、補聴器、入れ歯、カイロ、エレキバン、お金など
    • ブラジャーやスリップなど
      ※スポーツブラのように肩ひもの調節金具やワイヤー等のないものであればそのままでかまいません。
    • 金属を含んでいる化粧品(ラメ入り)や、アイシャドウは落としてください。
      ※やけどを起こす危険があります。
    • クレジットカード・テレホンカード・定期券など
      ※MRI装置から発生している磁気のために使用できなくなる可能性があります。

検査を受けるときに気をつけることは?

検査前の数時間を絶食していただく場合は?
  • 腹部の検査を受けるとき
  • 造影剤を使用するとき

以前に造影剤を使用して気分が悪くなったことがある方、アレルギー等のある方は事前にお申し出ください。

次のような方は必ずスタッフにお申し出ください

以下の方は検査を受けることができません
  • 心臓ペースメーカー人工内耳刺激電極などを装着している方
以下の方は主治医の承諾が必要です
  • 金属製の心臓人工弁を入れている方
  • 脳動脈瘤の手術により、金属クリップを入れている方
  • 人工関節などの金属類が体内にある方
  • 妊娠、または妊娠されている可能性のある方
  • 以前に大きな外科手術を受けたことがある方
以下の方は検査を受けられないことがあります
  • 閉所恐怖症の方
  • じっとしていることが困難な方
  • 入れ墨を入れている方