小児整形

様々な小児の整形疾患に対する診察・治療を行っております。他院とも連携して、積極的なリハビリテーションに取り組み、子どもたちの自立訓練につなげています。

主な病状

脳性麻痺などの脳原性疾患、脊髄疾患、骨・関節・脊椎の先天異常などの疾患、神経・筋原性疾患など

スタッフ紹介

氏名 役職 卒業年次 専門医資格など 専門領域
司馬 良一
  • 特命参事
昭和41年
  • 日本リハビリテーション医学会認定リハビリテーション科専門医・指導医・認定臨床医
  • 日本専門医機構認定整形外科専門医
  • 日本医師会認定産業医
  • 義肢装具等適合判定医師
  • 日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツ医
  • 身体障害者福祉法第15条指定医
  • 兵庫県立身体障害者更生相談所嘱託医
  • 小児慢性特定疾病指定医(神戸市)
  • 小児整形外科
  • 股関節外科
  • 整形外科一般
  • 小児リハビリテーション
金澤 慎一郎
【非常勤】
  • 整形外科部長
平成元年
  • 日本整形外科学会認定整形外科専門医
  • 日本リハビリテーション医学会認定リハビリテーション科専門医
  • 義肢装具等適合判定医師
  • 日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツ医
  • 身体障害者福祉法第15条指定医
  • 小児整形外科
  • 整形外科一般
黒澤 尭
【非常勤】
  • 整形外科医師
平成21年
  • 整形外科一般
小児診察の写真
小児診察

2008年4月 中央病院の西側に小児部門の新館が開設され、閉院した兵庫県立のじぎく療育センターの機能の一部を引き継ぎ、小児整形外科患児を含む肢体不自由児の療育を行っております。
対象は(表1:平成27年)に示しましたように脳性まひを主とする脳原性疾患が56.8%で最も多く、次いで骨関節脊椎疾患が31.2%であります。これに対して本院の最大の特色である整形外科を主とした診断・治療はもちろんのこと、障害をもった子どもの保育の考えをベースにした全人的な対応を心がけております。
外来でのリハビリ(理学療法・作業療法・言語聴覚療法)適応のあるものについては目標設定の上、できるだけ成長終了まで気長な対応をし、社会参加(復帰)につなげていきます。補装具類の処方(意見書)・作製・適合判定・調整・習熟指導・修理・更新等は日常生活をしやすくするお供として大切であり、からだに合ったもの、使っていただけるものを目指してきめ細かい対応をします。

2009年5月から新病棟が開設され、手術(表2:平成27年)や集中リハビリが必要な場合、入院できるようになりました。
他院の手術後、救急病院で外傷の初期的な治療を受けたあとなどで、集中リハビリの適応がある場合も対応しております。
上記対象(表1)以外でも、ことばや知的障害などの重複障害や加齢による2次障害(アテトーゼ型脳性まひの頸髄症、変形性股関節症、ポリオ後症候群など)の診断・対応(うち2例手術)や、ご希望により障害者スポーツにもつなげていきます。幼少時に生じた障害の長期的なフォローをし、しかるべき時にしかるべき対応をして障害児・者が少しでも生涯快適に生活を送れるように力になります。

表1 整形外科小児部門 外来対象疾患別内訳(平成28年4月〜平成29年3月)

病名 症例数
脳原性疾患(脳性麻痺、脳損傷後遺症ほか) 343 55.4%
ダウン症ほか 38 6.1%
脊髄疾患(2分脊椎、脊髄損傷ほか) 30 4.8%
神経・筋疾患(筋ジストロフィー症ほか) 9 1.5%
骨関節脊椎疾患 146 23.6%
 [うち四肢の先天異常] [26]
 [うち骨系統疾患] [12]
 [うち骨折・外傷] [12]
53 8.6%
619

表2 整形外科小児部門 手術術式内訳(平成28年4月〜平成29年3月)

術式 件数
腓腹筋解離術 1
股関節筋解離術 1
抜釘(挿入物除去術) 1
創傷処理 1
4