ごあいさつ

本邦では、毎年10万人を超える方が人工関節置換術を受けており、長寿・高齢化社会への遷移、運動器機能維持による健康寿命の延長などの現状を考えると、ますますその必要性は増加すると思われます。

当院では、早期から人工関節手術に積極的に取り組み、これまで、県下有数の症例数に対応してきました。今後、この取り組みをさらに充実させ、また最新の知識や技術をいち早く取り入れ、患者様により良い医療を提供すべく、人工関節手術及びそのリハビリテーションに対する専門的な診療体制を維持することを目指して、改めて平成28年11月1日から「人工関節センター」として治療を行うこととしました。

人工関節置換術を受けられる患者さんが、安全ならびに快適な術後生活を送れるように、整形外科医だけでなく、入院病棟、手術部、リハビリテーションの部門と連携し、患者さんへの入院から手術・退院までのケアをしていきます。

また、当センターでは、人工関節についての最新の知識と技術を習熟するために、医師や各部門のスタッフが合同カンファレンスや学術活動、院外また海外研修に取り組み、その成果を積極的に日常診療業務に取り入れていきます。

この人工関節センターが、皆様の日常生活に大きな支障をきたす関節痛など諸症状の緩和、改善に少しでもお役に立つ事が出来ればと思っております。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

兵庫県立リハビリテーション中央病院
整形外科部長・人工関節センター責任者
幸野 秀志